色ガラスと多層膜によるUVフィルタ(紫外線透過フィルタ)の高性能化とコストダウン
外観検査用ランプに使用するUVフィルタ(紫外線透過フィルタ)は、紫外光以外の光をすべてカットする必要があります。薄膜フィルタだけでこれを実現するには、非常に多くの層数を要するため製造に時間がかかり、コストも上がってしまうという問題がありました。
透明ガラスでなく、黒ガラスを利用して紫外線以外をカットし、さらに足りない部分を薄膜でカットするという「色ガラス+多層膜」の融合技術によって要求仕様を満たしました。これによって製品性能が向上し、コストダウンにもなりました。
検査用ランプとして、紫外線透過フィルタが多く採用されていますが、色ガラスと多層膜を組み合わせる技術によって、検査用ランプの性能を大幅に向上させることができます。
さらに、従来品よりもコストダウンにつながります。