狭帯域バンドパスフィルタ(DWDMフィルタ)による製品の小型化

小型化

光ファイバで映像データを伝送する際、映像用波長のみを透過しその他の波長光はすべてカットします。そのためには、フィルタを2枚以上重ね合わせて使う必要がありました。一方、部品の小型化のニーズからは、1枚のフィルタでこのような機能を実現することが求められていました。

小型化
 
狭帯域バンドパスフィルタとエッジフィルタを組み合わせた新しい膜構成により、1枚のフィルタで複数枚のフィルタと同等の効果が得られます。透過帯の光損失は-0.22dB以下で、一方、阻止帯では-30dBから-50dBとなっています。フィルタへの入射角度は0~5度まで対応が可能です。

薄膜の超多層化技術によって、従来複数のフィルタで実現していた機能を1枚のフィルタによって同じ効果が出せます。狭帯域バンドパスフィルタとエッジフィルタを組み合わせたフィルタは映像用波長のみを透過し、他の波長光のカットを実現します。

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